懐かしい友達の顔が出ていた
名プロデューサー「八木康夫」君である
彼が表に出ることはまずない
話下手でマイクに向かって話すことがないからだ
でも大学時代に合宿に行ったり飲み会で話をするときの
彼のうれしそうなそして熱弁をふるう姿を思い出す
表情の一つ一つを感じ取れた
それぐらい純情でぼくとつとした語り口で
女性アナウンサーの質問に答えながら
彼の手掛けた数々の名作
「昭和四十六年 大久保清の犯罪」
「さとうきび畑の歌」
「おやじの背中」シリーズ
「パパはニュースキャスター」
「うちの子にかぎって」
ほかにもたくさんあるが「八木組」と言われるスタッフが動き
ビートたけし・所ジョージ・明石家さんまと豪華な面々を
テレビ界に送り出したのも八木君のおかげである
各ドラマ部門の賞を総なめにするくらいのTBSの名物男だった
その彼がいいことを語っていた
「今の世の中がきなくさい時代を迎えているだけに戦争の映画を作り続けなければならない」
「テレビとは茶の間の真ん中にあるもの」
彼は大学時代の夢をまだ追い続けている
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