ベンガラ格子

京町家についての話です

ベンガラ格子は京都の町ではよく見る景色ですが
祇園界隈と 西陣界隈では
ベンガラ格子の格子の組み方が少し違います
西陣界隈では 仕事の性質上 細かい糸を使うので
明り取りの意味で 部屋の中に明かりが入る方が
好ましいのですが
祇園のお店では プライベートが守られることと
昼間からの仕事がなく
夕方以降ですから
外の明り取りの必要はないですから
鴨居のところまで格子があってもかまいません

ここ今出川にも古いお家が多く
ベンガラ格子の表を見せる家が目立ちます
しかも西陣とは目と鼻の先ですので
上部が わずかですが明り取りの すきまが開いています
でも 上部まで格子が密になっているところもあり
前文の条件は そこまで厳密ではないことも
いえます

ベンガラとは着色は防腐も兼ねており、紅殻が使われるところから紅殻格子と呼ばれます「ベンガラ」の語源は、インドのベンガル地方に酸化鉄(天然産)が多く
産出し、これがわが国に流入して来たところから俗にベンガラニッチ略して
ベンガラといわれたとする地名転化説が有力です
格子の形状から、米屋格子、酒屋格子、麩屋格子、染屋格子、郭格子等々と呼ばれたりします



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