「越前そば」にはかなわないと言う

宇野重吉さんは新劇を代表する名俳優であり
自らも演出される演劇家だったが
彼の好む食べ物が「そば」だった
彼は東京を拠点に活動してたのだから
江戸っ子の「そば」を推していたのかというと
そうではない
「越前そば」にはかなわないと言う
おろしそばで食うのが一番だと
そのときは
へーって疑問符がついていたのだけれど
なぜなら祖父母の時から江戸っ子を受け継ぐ私は
幾段にも重ねてちょい口の汁につくかつかないかで
ずずっと吸い上げて食べるのが粋だねーと思い込んでいたから
その話を聞いた時には
おろし?邪道だねと思っていた

福井県はどこを通っても
越前そばの看板に目を引く
そば道場というものもある
そばの名産地は高原であったり
山がちの耕作に不向きな土地が多いと聞かされていたが
福井県も昔は湿田が多かったり
厳冬のちで雪深い土地だからなのか
とりあえず「越前そば」を食してみた
からみ大根のツーンとするBGMの中で
そばそのものが甘く感じられるのは
素晴らしい演出だと思う
演出家であり役者であった宇野重吉さんの
好みであるのがよくわかる
ちなみに長野善行寺そばでは
わさびではなく一味唐辛子を入れる
地域によってはいろいろ薬味が異なるのが面白い
宇野重吉が愛した「越前そば」
私は蜘蛛の甚十郎役で裏社会を歩む名セリフ「ほったしゃん!」のしゃべりくちが
忘れられない

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