2018年10月5日金曜日

その空間の中で鎮座する巨大な物体越前大仏

越前大仏はどこに前に観光パンフレットで見て厳かな雰囲気の大仏が鎮座する大きな写真を見て一度は見物したいと出かけたことがある。
その時の驚きと異様な光景にただただ驚かされた。大きな寺院らしき建物に入ると誰もいないのである。誰もいないということがいかに恐ろしいことか実感した。そしてその空間の中で鎮座する巨大な物体、どうも奈良の大仏とは違ったどちらかというと二次元の表現のする大仏だがそれと正対するとありがたいという信仰の気持ちはわかず、早くこの空間から逃れたいと思うような気分だった。しかも参道のお土産屋さんはひそかにこれまた誰もいない。千と千尋の神隠しにあったようだ。そして説明を聞いて分かったのだが、モデルは中国の寺院だったそのスケールやこの空間の異様さを体感するのも悪くはない。
中華人民共和国洛陽市にある龍門奉先寺座像をモデル地元出身の実業家、相互タクシーの創業者多田清の手により建立され参詣者数は当初から伸び悩み、「門前町」と称する土産物店街は現在一軒のみ。1996年から納税が困難になり、2002年と2004年より土地、建物を勝山市が管理する。大仏と大仏殿は清大寺が管理し、敷地内の土地や五重塔などの建物は公売に出されたが、2009年7月で最低価格を下げての4度目の入札を行ったが、いまだ買い手は見つかっていない。


 京都美山高校は決意したあなたを真から支えます
http://www.miyama.ed.jp/



0 件のコメント:

コメントを投稿

小学校や中学校にほとんど通うことのなかった方

小学校や中学校にほとんど通うことのなかった方にとって、 高校進学や高卒資格の取得というのはとても高いハードルを感じる事かと思います。  ●体調の波もあるし、継続的な学習ができるだろうか…?  ●まず、毎日欠席せずに学校に通えるのだろうか…?  ●入学できたとしてもその後、結局通わ...